ドライバーの方からのご依頼でした。
少し遠方ということや、デジタコ、日報が会社保管だったため、開示されるかどうかが不安なご相談でした。
ただ、毎日、業務終了時にメールで会社に報告をしていたことが、重要な証拠になると考えておりました。
受任後、メール送信履歴を元に残業代を算出し請求するとともに、デジタコや日報の開示を求めていきました。
しかし、会社側からはデジタコや日報が開示されず、その他諸々と反論を受けていたため、埒があかないと判断し、労働審判を申し立てました。
その結果、デジタコや日報等が開示され、最後は調停で350万円の回収に成功しました。
ドライバーの方に限らず、業務終了時にLINEやメールで業務報告をする会社においては、その送信履歴が残業時間の証拠になります。
証拠力は少し落ちますが、ご家族等に「今から帰る」といった内容のLINEを送っておくのも、一つ重要な証拠になりますので、一番簡単にできる証拠の取得方法かもしれませんね。
また、当方では、基本的に全国からのご相談、ご依頼を受けております。
直接お会いして面談する必要はありません。
(相応のご本人確認をさせていただきます)
また労働審判や訴訟に関しても、一定の遠方であれば当方で対応し、当方で対応が難しい地域に関しても、提携の弁護士等を紹介し、共同で対応することもできますので、是非ご相談ください。
弁護士 伊倉 吉宣
伊倉総合法律事務所
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