飲食店の経営者から、
辞めたばかりの元店長から500万円を超える残業代を請求されている
というご相談を受けました。
実際、店長といっても管理監督者とはいえない可能性のあるケースで、
しかも相手方はタイムカードを一部保管しているといった事案でした。
受任後、こちらとしては管理監督者である旨、
さらにはタイムカードの不自然さや不足等を指摘し、
交渉をした結果、請求金額の1/5程度の金額に抑えた和解ができました。
残業代請求に関しては、会社側(今回はお店側)からのご依頼も承っております。
ただ、今まで請求されなかったから、そこまで気にしなかったということで、
やはり会社として十分な残業代対策ができていない会社も多く、
実際、請求されると厳しいケースも多いです。
そのような場合には、いかに合理的な反論を組み立て、
少しでも減額できるように交渉することが重要です。
さらに、丙事務所では、同じ過ちを繰り返さないよう、
他の従業員からの残業代対策についてもご相談に乗っております。